ネット上で性犯罪を見かけたときの通報先リスト

とても書きづらいのだけど、今日の朝Twitterを見ていたら「義理の親に盗撮された」という女の子の呟きが動画付きでのっていた。
みるのが辛くてざっとしか見れてないけれど、その子は長年「性的虐待」にあってとても困っており、警察や専門の施設に相談しても解決していないそうだ。

私はこの件に関しては第三者だ。つまり何もできない。
しかし、見かけたことでとても辛くなった。
彼女が今後、安心して生活できるといいと心から願っている。

前置きが長くなったが、こうした「性犯罪」をネットで見かけたときの通報先を一覧にしてみた。

ささやかではあるが、必要な時にお役に立てれば幸いである。

 

■ネット上で性犯罪を見かけたときの通報先リスト

■インターネット・ホットラインセンター

www.internethotline.jp

実はもうこれだけで解決しそうなのであるが...真っ先に行える通報先としてはここが妥当だと思う。
ネット利用者からの通報=情報提供をもとに内容を吟味し、警察に通報・プロバイダに削除依頼・フィルタリング事業者などに情報提供を行っている。
通報した時には「参照番号」が発行され、通報した件がその後どうなったかを確認することができる(以下はその例)。

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2/13にとある件で通報した内容について参照してみた様子



あくまで通報窓口のため、具体的な解決策が欲しい時は専用の団体を探してみよう。

■セーフライン

www.safe-line.jp「リベンジポルノ」とは、本人の意思に反してネット上に私的な性的映像・動画を掲載することだ。
例え実行しなくても「何かあれば裸の写真をネットにばら撒いてやる」という文句は十分に脅しであり、そういう人はとても怖い。
ここは一般社団法人セーファーインターネット協会が運営するウェブサイトに設けられたページで、国内外を問わず、掲載された性的映像・動画を無料で削除してくれる。また、相談窓口の紹介や警察への通報も検討してくれる。

■違法・有害情報相談センター

www.ihaho.jpこちらは総務省支援事業の一つ。
性犯罪に限らず、ネット上の違法・有害情報について幅広く相談を受け付けている。
氏名・住所などの個人情報の無断公開、誹謗中傷を書き込んだ人の特定、AV出演強要や「JKビジネス」などについても相談に乗ってくれるようだ。
協力事業者には先ほど紹介したセーファーインターネット協会以外に、サイバーエージェントさくらインターネットドワンゴニフティなどそうそうたる企業が名を連ねている。

 

■参考情報

インターネットホットラインセンターのページをみていたところ、悩み事別に相談窓口を紹介するページが掲載されていた。
フィッシングや迷惑メール、知的財産侵害、サイト管理者向けの情報まで幅広く網羅されていたので、特に悩みがなくてもみておくと良いかもしれない。

www.internethotline.jp

トラブルに遭った時は「この辛さから早く逃れたい」という一心で疲れ果て、冷静に対処できることが難しかったりする。
日頃こうしたサイトを見ておくことで、「そういえばこんなことあったな」と解決に持っていけるかもしれない。「見たことがある」ことはとても強いのだ。


最後まで読んでくれたあなたに、どうか良いことがありますように。