国際女性デーにちなんで、自分の思っていることを一旦書いてみるなど。
こんにちは。猫子です。
3/8は「国際女性デー」。
「ヘテロセクシュアルの男性優位」なこの世界で、女性が自分の夢や目標を叶えたことを讃え、これからその道を目指す人を励まし、何より性別に関係なく、今よりもっと生きやすい社会にしたいね。と願いを強くする日(だと私は思っています)。
例年であれば、赤やピンクのアイテムを身につけてウィメンズマーチのデモに参加するところですが、残念ながら今年は無理そう。
(せっかく赤い着物を用意してコーデを考えていたのに...笑)
オンラインのイベントもあるそうなので、できる人はぜひ。
ただ実を言うと、3月8日は私にとってあまり外出したくない日でもあります。
なぜなら、大切な人の誕生日でもあるから。
その人は手続き上の不備で、実は誕生日がはっきりしません。「本当は9日かも」って本人が言うぐらい、本当にわからないんです。
今ほど何もかも厳密ではなかった時代、そう言うのよくあったの、もう昔のことだし、どっちでも、と本人は言います。
もう歳だし、そもそも忙しいし、盛大にパーティ! なんてことも好きじゃなさそう。豪華な料理は素敵だけど胃にもたれることもあるし、プレゼントもいらないっていうし。あ、でも好きなアーティストのライブチケット+ホテルの宿泊プランだったら喜ぶかも...。
ただ、もう少し、長生きしてほしいな。
自分の体を大切にしてほしいな、と思うこともある人です。
デモの意義や声を上げることの大事さ、一人が行くことの重さ、イベントを盛り上げる重要さはわかっているところですが、自分のプライベートなことにも時間をしっかり割きたい。
毎年、国際女性デーが来るたびにこのバランスの取り方で慌て、モヤモヤする自分がいます。
そういえば、「女性の政治参加」って話、何度強調してもいいと思うんです。
昨年Netflixで見た映画「ミスレプリゼンテーション」に、関連する印象的な言葉がいくつもありました。
視聴中、「そうそう、ここが変だと思っていたんだよね」と感じたことをズバリと言い当てられている感覚があり、気がつけば手帳にメモを取り出していました。以下、その中から抜粋。
女は男の物語を見るけど、男は女の物語を見ない。
自分のことを物として見る女性は、政治的有効性感覚が低い。
政治家は公益の代表。
体重に悩む時間の1/10を割けば、世界中の問題を解決できる。
↑これは決して「体重をはじめとした見た目の問題に悩むな!」というわけではなく、見た目を気にしすぎ・気にさせすぎなメディアの悪影響を指摘した上で、「私たちはもしかすると『悩まされている』のかもしれない。そんな時間を、世界の問題解決に使うと良いのでは?」という提案です。
少なくとも私はこのように受け取りました。
ではでは。