遅っ。やばいぜこの更新頻度。
それでも書かずにいられない。行くぞー!
書籍編
『ホテル・メッツァペウラへようこそ』4巻
楽しみにしていた4巻〜〜〜!!!
待ちに待ったクリスマス。当然ホテルはシーズンなので準備で大忙し。
ジュンはお世話になったみんなにクリスマスプレゼントを贈ることを思いつくが...。
クリスマスといえば、もはや世界的な行事になっている印象ですが、だからこそ、国や地域によって過ごし方が大きく違うところは見ていてとても楽しいです。
この巻で描かれる「故郷から遠い場所に住んでいる人が思いを馳せる」という場所のお話は切なく沁みます...。
あと、ジュンの過去が一瞬ちらつくけどめっちゃ凄惨なことになってますが...今後大丈夫でしょうか。まだまだ続きが楽しみです。
『5分で語れ!:チームでビブリオバトル!』
11/19に国分寺ブックフェスに伺ったとき、作者の赤羽じゅんこさんがビブリオバトルに参加されていて、そこで興味を持ち、さらに表紙イラストからなんとなく目が離せなくて購入しました。
ビブリオバトルって始めたての頃は本当にうまくいかないんですよね...。
自分としては全力を出したつもりなのに、後から聞くと声は小さいわ、喋りは早いわ、余計な話題で5分を使い切ってしまうわ...童夢くんの様子を見て、自分がビブリオバトルをやり始めた頃の悪戦苦闘を思い出しました。
サークル仲間から「花岡さん、そんなに紹介上手くないですよね」って言われたなぁ〜〜〜今でも時々思い出すなぁ〜〜〜〜〜。
「自分が下手だからビブリオバトルの面白さが伝わらない!」ってかなり焦ったなぁ。
まぁ、だからこそ「次はこうしよう!」という試行錯誤を重ねてうまくなっていくものですし、チャンプ本に選ばれるかどうか、や終了後に「面白かったです!」と声をかけられるかどうかで自分の話が伝わったかどうかが見えるので、そこで挑戦のやりがいを感じていたことがありました。
今は主催者として立つことも増えてきたので、楽しく、何度も挑戦しやすい環境を整えることを意識したいと思っています。
『愛がなくても喰ってゆけます』
母がよしながふみさんのファンで、『環と周』(後述)が面白そうだったよ〜という話をしたら翌日届いていた本。
学生だった頃にこの本があるのは目についていたけど手に取ることはなかったなぁ。
内容としては、漫画家として働くYながFみによる、食と仲間の日常を描いたエッセイ。お話はある程度フィクションが混ざっているものの、出てくるお店は全て実在するところ。
さらに、お店の情報も載っているので実際に食べにいくことも可能!(※ただ、いくつか移転されているお店もあったので要確認です)
読んでいて「そ、そこまで描いちゃうんですか!?」と思う部分もあるんですが、身を晒してこその漫画家だ、という胆力と、何よりこのお店めっちゃ美味しいのよ〜!というおすすめパワーも詰まった美味しい漫画エッセイです。
『環と周』
11/17に参加した泥酔ビブリオバトルで知った本。
通勤電車で読んで泣くのを堪えました。
よく衝撃を受けたことを表すのに「鈍器で殴られたような」という言い方があると思いますが、この本はどちらかというとじわっと沁みるというか、内部にスッと入って、それでいて確実に残るものがあるタイプです。
たまたま、その時代、「環」と「周」という名前を持って出会った2人、それぞれの「好き」という気持ちのドラマを描いた連作短編です。
後悔しても取り戻せない、人生の苦さを含ませつつも後味悪くは決してならない。
何か面白い漫画を、と言われたらぜひこれを、と勧めたい一冊です。
映画編
いやその、ないんだなぁこれが...。
8月とかは毎週のよーに映画館行っていたのに、10月以降は関わっていたイベントの準備でものすごく忙しかったし、11月はビブリオバトルの参加数も増えて、結局まともに劇場に行かないで終わってしまった...。
というわけで今後は参加したビブリオバトルのレポートをちょこちょこ上げていきます。
ではでは。