【宣伝】映画「戦車闘争 SAGAMIHARA, YOKOHAMA, 1972-20XX」に出演します

宣伝です。
12月公開予定の映画「戦車闘争 SAGAMIHARA, YOKOHAMA, 1972-20XX」に私が出演しています。
来月試写会に伺うので「どれぐらいの時間の間出ているか」はわかりませんが、大学院で執筆した修士論文が縁となり、下記のドキュメンタリー映画に出ています。
★映画の公開についてはありがたいことに幾つかのメディアで掲載していただいてます。嬉しいです。

www.tokyo-np.co.jp

www.cinemacafe.net

いやその、人生で「自分が出演した映画があるんで観てくださいね」って台詞をマジで言う日が来るなんて...自分ただの一般ピーポーなので「映画出演」なんて一生縁がない出来事だと思ってました。

ベトナム戦争」を知る人も、そうでない人にも「こんなことがあったんだ〜」と思える作品になっているはず...です。
 
■出演のきっかけ
実は大学院の修士論文でこの「戦車闘争」について執筆をしたんです。
卒業後、「戦車闘争」の映画を作成していると言う話を聞き、プロデューサーにコンタクトを取ったことからインタビュー取材を行うことが決まり、ここで話した内容が使われ、出演に至っています。
■論文について
論文は「戦車闘争」の全体像を改めて把握することを目的に据えていました。
が、当時は「座り込みで米軍の戦車運搬を止めたこと」以外はわからないことが多かったため、当時の『神奈川新聞』から該当記事を見つけたり、運動体が発行したペーパーを読み込んだりしていました。
この時「搬出反対派」の主張や意見は文章が残っているので比較的追いやすいと気がついたのですが、「そうではない・どちらでもない方」の意見はどうしてもよくわからない状態でした。
これでは全体像を描いている、とはいえません。
■個人的に楽しみなところ
今回の映画では当事者と専門家(※どちらもそうそうたるメンバーです)だけでなく、当時戦車運搬に関わった方などのお話もあるそうなので、かなり多面的・複眼的な視点から「戦車闘争」がどんな出来事だったのか、がよく見える作りになっていると思います。
論文で達成できなかったことを、ドキュメンタリー映画として語りなおす試みがどんなものなのか...ここを楽しみにしています。
 

av.watch.impress.co.jp※ちなみに映画館の空気は一定時間で入れ替わっているため、感染症のリスクがとても抑えられている場所だと言えそうです